新婚旅行で別府へ行ってきました(上)
おなかがくだりました鼻中隔です．
11月28日から12月1日にかけて，新婚旅行で別府へ行ってきました．みんなに「別府かよ！」「せめて湯布院！」「なんで国内だよ！」とつっこまれまくりましたが，だって，新婚旅行のメッカは別府なんだもん．
JALのスーパー先得で大分行きのチケットを購入．これすごいね．定価じゃとても買えないよね．
予習用におおいた休日ナビ MINIDocca! 別府と今すぐ行きたい! おおいたの温泉という地元っぽい雑誌を購入．るるぶとかのだと，すごい読みにくいし，別府以外も載っちゃうからイヤだったのです．
病院の古株看護婦さんたちから，「行く先々で『新婚旅行です』って言うのよ！おまけしてくれるから！」と言われていたので，飛行機に乗る時に「新婚旅行なんですけどなにかください」と言ってみました．スチュワーデスさんたちからのメッセージカードと折り紙とアメくれた．
羽田から約100分で大分空港へ到着．そこから1450円のバスで別府駅へ．
別府駅．
駅前に手湯があります．
襲い掛かってくるおじさんもいます．
で，宿は別府温泉 くつろぎの温泉宿 山田別荘．昔は山田さんの別荘だったようですが，戦後に旅館になったそうです．別府の宿探し中にネットで見つけた擬洋風なロビーががたまらんので，すぐ決めましたうふふ．
別府駅から徒歩5分くらいの住宅地の中に突然あります．昼間だったからすぐ見つかったけど，夜は迷うかもしらん．内風呂(男女)と露天風呂の3つの温泉がありました．我々が泊まったころは他に宿泊客がいなかったので，全部貸切でお願いできたよ．部屋は1階の一番奥で，縁側から直接露天風呂まで出られました．すてき．ちなみに，チェックインのときにも住所の下の備考欄に「新婚旅行です」と書いておきました．
生ものと野菜ダメな僕なので，宿は素泊まり．食事は全部外で食べてきました．結局役に立ったのは，宿でもらった旅手帖 beppu presents もぐもぐマップ てくてくマップ ふむふむマップでした(リンク先にpdfあり)．この記事書くのに色々検索してたら出てきた旅手帖 beppuつうサイトすごいな．これ先に見てから行けば良かった…．
行ったところは
酒場 慎 〜Sin〜：
別府のB級グルメという「とり天」食べた．ワイフは金箔入りの「幸」という日本酒がいたく気に入ったようでした．若く見えるけど意外と31歳な店長と店員さんに「新婚旅行でs(ry」と言ってみたら，おまけはなかったけど，たくさん別府のイイトコ教えてくれました．
なかむら珈琲店：
メニューはコーヒーとココアのみ(!)という渋い喫茶店．引っ越し作業中？のようで，マスターの中村おじさんが「散らかってますが…」と迎え入れてくれました．もちろん全席喫煙．いえーい．ここでも「新k(ry」と言ったら，マスターは延々としゃべってくれました．あとでコンビニで買った「セーノ！」という地元雑誌におじさんがでっかく載ってた．そして翌日翌々日と，通勤途中のおじさんに道で会いました．
地獄めぐり：
別府と言えば地獄めぐりということで，別府駅から最寄バス停の「鉄輪(かんなわ)」までバス移動．あとは徒歩．全部の地獄を観るほど地獄に興味はないので，フリーパス(2000円)は買いませんでした．1か所400円だけど，どうせ3，4か所くらいしか観ねえだろと思って．入場券は絵葉書になってました．ワイフが近所の郵便局から実家にお便り出してた．
坊主地獄．坊主頭がぼこぼこ湧き上がってくるみたいだから．
海地獄．海っぽい色だから．
地獄蒸焼プリン．地獄で蒸したから．味はふつうのプリン．
それっぽい地獄は観たので，あとは血の池地獄を観れば良いかなー．鉄輪から血の池地獄まで3kmくらいつうことだったので，血の池まで歩いて行って，そのまま亀川駅まで抜けて電車かバスで帰ろうかなあという提案をワイフに強制．山の中の田舎道を延々と歩き続け，寄り道好きな僕は途中で右行ったり左行ったり．
道路に「展望台」って表示がある方へ歩いて行ったら，展望は良いけど台はなかった．でも街中から温泉の蒸気が上がってるのが火事みたいでドキドキしました．
あと，安売りしてる土産の卸売屋があったりして，そのまま配送申し込んだりしました．ざぼん漬甘いよ．
ようやく血の池地獄につきました．
まあ，赤いわな．
ここの土産屋が割とでかかったので，また少し買い物．血ノ池軟膏が1300円で売ってた．売ってるおばちゃんが歌うように「この軟膏はやけどにもようく効きます〜」とか言ってる．血の池の泥じゃなくてワセリンで治ってんだろと思って成分を見ると，1/4が黄色ワセリン．せめて白色にしてやれよ…．でもパッケージはかわいい．同じ柄のTシャツもかわいい．
帰りは別大通り通ったら楽しい店でもあるかな〜と思ったんだけど，全然何にもない．えー…．仕方ないので，せめて海が見える国道沿いを延々歩きました(もう電車バス使う気がない)．
珈琲レストラン おしゃれ小屋：
国道沿いのブックオフ(入ろうとしたらワイフに怒られた)近くに喫茶店発見．そろそろ脚がガクガクしてきたので，コーヒーでも飲もうと思って，うっかり生中とワインをいただきました．ウエイトレスさんがイケてなかったけど，
こういう感じの店内で全席喫煙．おおお．「暖房が入っていないので2階席へお願いします」って看板が出てたけど，この日の別府は最高気温20度．僕は「国宝 松本城」半袖Tシャツ姿でした．でも別府の人たちコート着てるんだもん不思議．
で，さらにさらに歩いて，ワイフが気になっていた別府つげ工芸へ．たどり着いたと思ったら，パッと明かりが消えた…おおお＼(^o^)／17:00閉店ですかな．ふたりでショーウィンドウに張り付いてたら，「見ますか？」とおばちゃんが声をかけてきてくれました．でもおばちゃん公園から来たよ？おばちゃんは中の人だったようです．若女将みたいな人も出てきて，つげに夢中なワイフに丁寧に説明してくれます．おーおー，良かったのう．
僕のTシャツを見た女将は，「松本城…長野からいらしたんですか？」と．「はい，新婚旅行でk(ry」とここでも言ってみました．東北出身の女将は，東京で職人の夫と出会い，別府に嫁入りしたそうです(たぶんそう言ってた)．で，長野県にお友達がいるそうで，松本に反応したんだって．新婚旅行効果か分かりませんが，ちょっとおまけしてくれました．遅くにすいませんでした．つげブラシで髪の毛が増えたらまた遊びに行きます．
長くなったので，続く！
