Kinoppyで電子書籍デビューして『モンスターワイフ』読んだ

 せっかくスマホデビューしたので、電子書籍を買ってみたい!本を買うなら紀伊國屋書店!ということで、Kinoppy導入しました鼻中隔です。
 さて、何を読もうかしらん。iPod touch青空文庫はシコタマ読みましたが(『ドグラ・マグラ』はかなり辛かった)、電子書籍の購入は初めてです。そもそも小説はあまり読まない人なので、新書のチョロイやつが良いな。
 結局選んだのは、二松まゆみ『モンスターワイフ』。含むところはありません。
 iPhone5のLTE料金に納得がいかず、HTC J ISW13HTにしたという経緯がありまして、RetinaディスプレイのiPod touchではキレイだった活字がどうなってしまうのかやや不安。でもWindowsのビットマップフォントより酷くはならねえだろ、と、カード決済。ちなみに書籍版より若干安かったです。ブックオフでは105円だろうけど…。

【Kinoppyの感想】
 思いのほか読みやすいです。フォントもなんだか良さげなやつが採用されているそうで。ゴシックも用意されているので、使い分けられるのがすばらしい。動作もサクサク。
 電子書籍ならではなのが、任意の文字列をマーキング、コメント付加できるのと、選択文字列を検索できること。しおりだけより自分が注目した部分がチェックしやすいです。
 ちなみに横書き表示もできます。しないけど。
 書籍の検索がしづらいのが残念。僕の探し方が悪いの?紀伊國屋なんだから、ポップとか書評とかみながら選べると良いよ。

【本の感想】
 夫婦仲相談を仕事にしている著者の、夫婦の危機をどうやって乗り越えるか、つう本。うちのワイフは2年位前からうつ病なのですが、うつのせいと分かっていても、「なんでそんなひどいこと言うんだろう」とか、「仕事のために、無理やり知り合いのいない土地へ連れてきた僕のせいだろう」とか考えて落ち込むことがあるんです。あるんですよ。
 本のコンセプトが、「問題の原因が夫だけにあることはない」だったので、上っ面だけでも救われるかと思って読んでみました。うつ病とは全く関係ありません。
 ええと、確かに夫の立場的には肩をたたいて励まされた感はありましたけど、やっぱりうつ病とは全く関係ありませんでした。あ、でも、夕飯時の小料理屋ごっこは良いと思った。実はワイフは着付け教室へ通っているので提案してみよう。あと、一番最後の「 夫は妻の笑顔を待っています。」はちょっと響いたな。
 でも、基本的に下半身の話でした。

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 近いうちに「ワイフのうつ病」カテゴリを作ろう。アウトプットすると良い気がする。gidのときみたいにね。