新しい職場からこんにちは

 ご無沙汰しております,鼻中隔です.Twitterではちょこちょこつぶやいてますが,引っ越して以来ブログは放置でした.だってネット環境が不自由なんだもの.


 さて,初期研修の真っ最中なのに「新しい職場」とはどういうことかサラリと説明します.我が研修病院は病床数が恐ろしく少ない,本当に小さな病院です.そのため,初期研修のローテーションに最低限必要な科が揃っていないのです.従いまして,足りない科のローテーションを他所の病院で回る必要があるため,この度めでたく放り出されたわけなのです.

 新しい職場でのローテーション1発目は泣く子も黙るICU.ええ,皆さん重症でいらっしゃる.そして重症患者は24時間診てなきゃならん.つうことで,週に3回当直しています.死ぬわ.ただし,初期研修医はICU当直というより,救急車対応を主にやれとのことで,ICUと救急外来を行ったり来たり(よけい悪いわ…).


 ICUローテ中というのもありますが,弱小病院から大学病院レベルの大病院へ来たということで,研修医の位置づけがこんなにも違うのか!と日々驚き嘆き悲しみ,まあこんなもんかな,と感じています.

 1年目の病院では,研修医の存在自体が稀有な上,上級医の平均年齢も40から50代と,父親に指導されているような状態でした.「あれもやってごらん,これもやってごらん」とか「できるまでやるんだ!」「お前の患者だろ」と,よってたかって色々やらせてくれちゃいました.

 が,研修医なんて珍しくもなんともない大病院では基本的に,昔話で聞いたようないわゆる「使い走り」なんですね.「アレやっといて」とかね,びっくり.僕がアホで使えないせいかと思っていたら,他の研修医たちも似たようなもので,ちょっとホッとしました.そして知識はともかく,僕の手技は悪くなさそうでかなり安心.できるまでやらせてくれた先生たちに感謝(゚∀゚)

 あとね,患者さんが若い!平均したら15歳から20歳くらいは若いよ!ルンバール(腰椎穿刺,背骨のスキマに針刺していろいろするの)がちょう入れやすくてびっくりした!

 ICU2か月を乗り切れば,癒し系と言われる精神科です.もう5週間生き延びるよ!