治るのと治らないのと

 当直→足りない科の研修のため外病院へ出ていた2年目研修医さんの歓迎会→会場近くに住んでるワイン好き呼吸器内科ドクター宅で二次会→超眠くて昼休みに医局の机でのけぞって寝てた鼻中隔です。ついでに今日はホルモン注射の日で、注射部位を中心に痛だるくて仕方ないです。たまになるんだよなあ。


 最近は神経内科と感染症のドクター中心に指導してもらってます。神経内科はなんでかものすごくレアな難病(診断すら定かでない)ばかりで、あまり僕にできることがないです。難しい検査が多い上、結果が出るのに時間がかかり、しかも「どうにもならない」という結果…。今日は錐体路と小脳的な意味でジワジワ進行する四肢体幹の運動障害のある患者さんに「こんな手足切り落としたい」と言われました。

 声変わりして歌えなくなった時ですらあれだけ絶望したのだから、腕脚が思うように動かせないなんてなったら俺死んじゃうよなあ。つうか死にたいくらいの絶望なんてgid的にはいくらでもあるじゃない。だから「そんなこと言わないで」とか「リハビリ頑張りましょう」なんて言えないの。おまえに何が分かる?おそらく良くならないし、経過みてると月単位で増悪していくのは予想できるし、かける言葉が見つからないです。神経内科ムリ…。でも誰かがやらんと、完全に手を離したらそれでおしまいなのも分かってる、だが、つらい。なんという『レナードの朝』。どうしたら良いんだろうね、分からん。

 感染症は抗菌薬が難しいけど、理屈が分かるとおもしろいです。著効して患者さんが良くなっていくのが嬉しい。鉄板ですが、『レジデントのための感染症診療マニュアル』って皆が薦めるだけあってすごい本ですね。高いけど手元にほしいな。

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 Casting Crownのクリスマスアルバムと、Steven Curtis Capmanの新譜買いました。Amazonさんで「洋楽CD2枚で10%off」。後日レビューしたいと思います。つうかCasting Crownのやつ、クリスマスアルバムとは知らんで買ってしまいました…。Joy to the worldかっこいいよ(>_<)